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 巽櫓(たつみやぐら)は、
十二支であらわした巽(辰巳)の方角に位置することから「巽櫓」と呼ばれたそうです
 平成元年、市制100年を記念して、江戸初期の巽櫓が復元、また、これに続く東御門も再建され、 平成8年4月より建物内部が一般公開されることになりました。
 巽櫓は、駿府城二ノ丸の東南角に設けられた三層二重の隅櫓で、駿府城には二ノ丸西南の角に「坤(未申)櫓」(ひつじさるやぐら)もありました。櫓は戦闘時には戦闘の拠点となり、望楼、敵への攻撃、武器の保管などの役目をもっていました。
焼失後、寛永15年に再建された巽櫓は幕末近くの安政大地震によって全壊してしまったと考えられています。
 慶長年間に築かれた東御門は寛永12年(1635年)に天守閣、本丸御殿、巽櫓などと共に焼失、寛永15年に再建されました
 東御門は、駿府城二ノ丸の東に位置する主要な出入口でした。この門は二ノ丸堀(中堀)に架かる東御門橋と高麗門、櫓門、南および西の多聞櫓で構成される桝形門です。桝形門は要所に石落し、鉄砲狭間、矢狭間等をもつ堅固な守りの実戦的な門で、戦国時代の面 影を残しています。東御門の前が安藤帯刀の屋敷であったことから「帯刀前御門」、また、松下浄慶にちなんで「浄慶御門」とも呼ばれていました。
 復元建物は寛永年間再建時の東御門・巽櫓の姿を目指し、日本の伝統的な木造工法によって復元したものです。